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最優秀賞

隙に住む、住みこなす愉しさ

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金沢工業大学 3年 佐賀 恵斗

受賞者コメント

 2年生にあがってすぐにあった、クラス担当の教授との面談で2年次の抱負を聞かれ、「設計課題で評価されたいです。」と答えたら、「評価される建築でなく、いい建築をつくりなよ」とご指摘を受けたことを今でもハッキリ覚えています。そこから「誰のための建築なのか」ということを意識するようになりました。都市の都合だとか、営利目的だとか、使い手以外の都合で建ってしまう建築が本当に嫌で、いざ敷地を見てみると、長町の人々の暮らしが、自分の今借りているアパートでの暮らしよりもよっぽど楽しそうに見えました。そんな違和感や長町への憧れから、設計を進めていきました。タマゴ展は同世代の皆様や、ゲスト審査員の方々の様々な評価軸に自分の作品を晒すチャンスだと思って応募しました。批評してくださる人々が、他のコンペよりも近かったので、本当にいい経験になりました。最後に、タマゴ展を企画運営してくださったactの皆様、至らない私の作品を真剣に審査してくださった内藤廣様、中江勇司様、中川エリカ様、横山天心様、エスキースしてくださった先輩方、供に高め合った同期の仲間、折れずに最後まで模型を手伝ってくれた方々、尻を叩き続けてくれた家族に感謝を言いたいです。私一人では絶対にこの作品は生まれていませんでした。本当にありがとうございました。慢心せずにこれからも精進します。

 

優秀賞

​積み重なる庭の結び

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富山大学 3年 清部 久留実

受賞者コメント

 この度は、このような素晴らしい賞をいただき大変嬉しく思います。

 今回出展した作品は前期の授業で取り組んだ集合住宅の計画です。周辺環境を基に軸線を取って空間を分節し、そこにランダムに配置した庭が積み重なって住戸同士を、人とを、周辺の環境とを結びつけるという提案でした。

しかし、この作品には自分自身まだ処理し切れていない部分があり、不完全な状態での出展になってしまったと感じ、自分の未熟さをひどく痛感しています。今回このような賞をいただきましたのも、この未熟さを評価した上でのことであると思っています。また、二次審査中もご指摘をいただきましたが、自分は自分の思いや考えを表現するということに関して苦手な部分があり、今回のTAMAGO展でそのことを改めて痛感しました。今後建築に取り組んでいく上では、常に探究心をもって勉学に励み、また相手に伝える・表現するということを重要課題として意識して取り組んでいきたいと思います。

最後に、お忙しい中審査員を引き受けてくださったゲストの皆様、TAMAGO展に協賛してくださった協賛企業の皆様、出展してくださった他大学の皆様、運営に尽力してくれたTAMAGO展運営スタッフの皆さんに心から御礼申し上げます。本当にありがとうございました。

テーマパーク

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富山大学 2年 萩原 創太

        荒井 敢太

受賞者コメント

 受賞に先立ちまして、まず、このコンペを開催してくださったTAMAGO展実行委員の皆さん、審査員の皆さん、本当にありがとうございました。今回の題材は「木の家グランプリ」の応募作品ということで、制約も多く、中々苦労はしましたが、このコンペに作品を出すに当たって2人で1つ決めた事がありました。それは「攻めよう、誰も考えつかないようなことをしよう」という事でした。娯楽業界が衰退の一途を辿る中、発展を続けるテーマパークというものに目をつけました。なぜ発展しているのかを徹底的に調べ上げ、住宅設計の中にそれを取り入れました。

 また、プレゼンの拙さや建築に対しての考えが甘い点はゲスト審査員のご指摘を受けることができ、大変貴重な体験になったと思います。この賞をいただけたことに自惚れず、これからも深く、濃い建築人生にしていきたいと思います。

内藤

縁を紡ぐ

​作品画像

金沢工業大学 3年 龍田 彩香

受賞者コメント

 まず始めにTAMAGO展を企画・運営してくださったACTの皆様、審査員・レクチャーをしてくださった内藤様、中永様、中川様ありがとうございました。私にとって初めての学外での評価となり、良い経験ができました。TAMAGO展を出展するにあたり、お手伝いをしてくれた方々には感謝しかありません。一人では取ることの出来なかった賞だと思います。まだまだ未完成なことばかりで、これからも勉強や探求心をもって大好きな建築に取り組んで行かなければならないと改めて感じることができました。普段とは違い他大学との交流ができたことも良かったと思います。貴重な経験をありがとうございました。

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​中永賞

都市の間

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金沢工業大学 3年 平田 廉

受賞者コメント

 力強い作品、繊細な作品など多くの良作がある中、私が中永賞を受賞できたこと、大変光栄に思います。今回私が提出した作品について基本的な設計主旨、プランなどは課題提出時と大きな変更はしていません。多くの時間を細かいディティールや模型表現に割き、どうしたら審査員の方々に意図を伝えられるか、表現できるかということをずっと試行錯誤していたような気がします。(これまで本格的な模型をつくったことがなかったので、アドバイスをくれた先輩方、手伝ってくれた方々には本当に感謝の気持ちでいっぱいです…笑)

また二次審査での審査員の方々からの講評でアドバイスに加え、私の今回の設計に対する考えの甘さなどを明確に指摘して頂きました。受賞できた嬉しさは大きいですが、質問に答えることのできなかった悔しさや、未熟だと感じる部分も非常に大きく、私にとってとても貴重な時間となりました。今回の内容をもう一度自分の中で整理し、今後につなげていきたいと思います。

 審査員の皆様、富山大学建築サークルACTの皆様本当にありがとうございました!

​中川賞

草生える店

中川賞.jpg

富山大学 1年 石川 天 

​        岩月 幹汰

受賞者コメント

 この度は中川エリカ賞をいただき、とても嬉しく思います。右も左も分からないまま、とりあえず建築のコンペに出してみようと思って、2人でこのTAMAGO展に出させてもらいました。わからないことだらけでしたが、2人で建築についていっぱい議論して、ひとつのものをなんとか仕上げれたときはなんだかとても嬉しかったです。今回まだまだ2人とも何も知らないということを実感しましたし、ゲストの方々や様々な大学の人たちと話すことは貴重な経験になりました。これからもっともっと建築のことやそれ以外のことも学んでいき、この賞に恥じないように色々なことにチャレンジしていきたいと思います。

​総合資格学院賞

じじばばエネルギー ​単身高齢者の人生のFINAL ROUND 〜人生最期の一絞り〜

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金沢工業大学 3年 松島 佑宜

受賞者コメント

 今回このような賞をいただいて光栄に思っています。しかし、最優秀賞を取れなかったことに関してはとても悔しく、まだまだ力不足、知識不足な自分を知ることができたため今回の大会に参加してとても良かったです。今回模型制作を手伝ってくれた同級生、後輩、また様々なアドバイスをしてくれた先生、先輩の方々に感謝したいと思います。

 本作品は配偶者を失った単身じじばばが人生の最期を楽しく暮らし、再び「集まって住む」ことの価値を見出す集合住宅の提案です。じじばばをネタにしているわけではなく、単身のじじばばは互いの生活が苦しく大変だからこそ、助け合いや支え合うという行為が生まれると思います。しかし私が提案した集合住宅は建築を作るための序章でしかなく建築的な操作や空間による豊かさなどが弱く、今後は建築的な操作がプログラムや人々ににとって影響を与える操作を詰めていく必要があります。

 今回審査をしてくださった審査員の方々に頂いたアドバイスや質問を忘れずに今後の学校の設計課題、卒業設計、そして将来に生かしていきたいと思います。最後にスムーズな司会進行をしてくださったactの皆さま、自分の作品に真剣に意見、質問をしてくださった審査員の方々、本当にありがとうございました。

庭から始まる家

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富山大学 2年 河原 羽那

         榮 歩生

受賞者コメント

 今回、このような賞をいただくことができ嬉しく思います。自然との関わりが少なくなっているいま、どうすれば緑との関係をつくることができるのか、庭のあり方についてよく二人で話し合い制作を進めていきました。自分たちの願いが本当に実現する建築であるのかどうかを考えきれていなかった部分があり、これからの課題が山積みですが、ひとつひとつ丁寧に向き合っていこうと思います。

 また、一次審査で落選しているにもかかわらず、今後の可能性を評価し賞をくださった総合資格様のご期待に添えるよう、これからも精進していきたいと思います。最後に、今回TAMAGO展に参加してくださった審査員の皆様、他大学の皆様、企画、運営してくださったACTの方々、本当にありがとうございます。

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男性でも入りやすい雑貨店

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富山大学 1年 北島 陽貴

​         藤澤 主弥

受賞者コメント

今回のたまご展に参加して、先輩たちの作品や公表を間近で見ることで多くのことを学ぶことができました。まだ建築について何も学んでいない時点で参加したことで、これからのコンペや授業への糧にすることができたと思います。

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